2024年3月22日
これまでの活動の詳細
震災後、緊急避難のため牛舎に放置された後、放置された牛を救出するボランティアを行いました。十数等の牛を自力で救出しましたが、除染区域での放射能汚染のため、救出した牛はあらゆる地域外への移動をすることができません。そこで地元の農家からの依頼で、牛たちを活用して放置された耕作放棄地の農地保全を請け負いました。その結果、以下の効果を得られることがわかりました。 1.ジャングル状態だった農地が草原になり人の移動や耕作が可能になった 2.雑草を食べた牛糞によって除染で養分を奪われた土地が良質な土壌に生まれ変わった 3.牛を恐れて熊の出現がなくなり、猪の巣を破壊することで獣害を無くなった 従来であれば膨大な機械と燃料を使い、あるいは除草剤をつかっていた除草がほぼ無償ででき、化学肥料の使用も不要良質な堆肥が生産でき、処分にこまる獣害を牛の存在だけで実現できるということを発見しました。重機が入れない小さな土地や平坦でない土地にも牛は入れます。まさに地方の小規模農家にうってつけの手法ということがわかりました。 牛をコントロールするには草刈りしたい地域を電気柵で囲い
.png)