動物共栄の里山について
共栄の里山ってなに?私たちの活動についてご興味を持っていただければ幸いです。共栄の里山の普及にご協力ください。
動物共栄の里山とは
私たちは、人・動物・自然が互いに支え合い、共に栄える豊かな里山を更に発展させ人と動物が健やかに暮らすことができる暮らしの場を創造することを目指しています。また、「動物共栄の里」の取り組みを拡大し、暮らしの場を創造することであらゆる社会課題を解決していきたいと考えます。
動物たちの状況
行き場を失った動物達が、第二の人(牛)生を見つけることができる場所が動物共栄の里山です。牛達の仕事は草を元気に食べて健康なうんちをすること。気の合う他の牛達と一緒に、のんびりと草を食べては休み、時々訪れる人間達を観察する、そんなワークライフバランスのとれた生活を送っています。
モーガニックとは
牛(mow)×有機農業(organic) の環境再生型農業です。
動物共栄の里では、完全無農薬なだけでなく、牛の餌にも化学肥料を使用せず、作物を作っています。そうして農地の土壌をただ健康的に維持するだけでなく、土壌を修復、改善しながら自然環境の再生を促しています。
安心安全、そしてなによりとってもおいしい!
私たちの目的
私たちの活動する福島県富岡町では共栄の里山が実現しつつあります。しかし日本の田舎では耕作放棄農地が溢れかえり、畜産農家は経営が苦しくなり廃用牛となる牛も少なくありません。そんなミスマッチを動物共栄の里山では解消することができました。この取り組みを全国に広げていくことは私たちのミッションのひとつです。
谷 咲月
静岡出身。津田塾大学国際関係学科国際法政治コース卒業
イギリスケント大学大学院国際紛争分析コース卒業(Diploma)
2011年東日本大震災後に福島県へ畜産農家の支援に入る。
2012年牛力農地保全を法人化。
現在までに大熊町帰還困難区域内で8.5ha再生、富岡町で休耕田の冬餌化12ha実施、他の地域で牛力農地保全計16haサポート。
放牧で炭素貯留しながらエコに作物栽培する再生農業試験実施。人・動物・自然・地球が共存共栄する(衣食住エネルギー自給自足型)里山モデル構築中。
メッセージ
人間が動物から学べること、感じられることは、たくさんあります。12年間の活動の経験から自信を持って言えます。私にとって牛から学び感じたことは何ものにも代え難い宝です。もーもーワールドが実現した際には、ぜひ動物に人に自然に触れ合いに来てください。