自然【地域の環境】
- 2023年6月24日
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更新日:2023年9月12日

【牛放牧の効果】
①野生動物の侵出阻止
里と山との間に、人と野生動物の緩衝地帯【カウベルト】が生み出されます。
人と野生動物、両者のそれぞれの生息域を、牛の放牧地帯を間に通して物理的に分けることで、無駄な衝突を避けられます。
更に、野生動物が大繁殖するのを予防してくれます。
衣食住の、衣は毛皮なので変わりませんが、食と住が充実しすぎると、野生動物は大繁殖して、その数を増やしてしまい、生態系が崩れます。
カウベルトは、野生動物の身を隠す藪、を牛が平らげて消すことで、【住】を制限し、【食】も減らすことができます。
②景観の美化
景観を回復させ、美しく保ちます。

③火災の予防
燃える燃料(草)がなければ野火も発生・拡大しません。草を食べることで、火災の予防につながります。
④犯罪の予防
不法投棄が増えたり、治安が悪化するのを防いでくれます。
⑤病害虫と呼ばれる昆虫の大量発生も、彼らの温床である藪を平らげることで予防してくれます。
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